去年の年末辺りからAIを使ってイラストを生成するAIイラストが話題といいますか流行しています。
代表的なものに「NovelAI」、「Stable Diffusion」などがありますが、有料だったり本格的遊ぶには高スペック(性能の良いグラボ)が必要だったりと、気軽に楽しむには微妙なハードルを越えないといけません。
そこで紹介するのが、無料でAIイラストを生成できる「PixAI.Art」というサイト。
生成したイラストを公開したり、他の人の公開しているイラストを閲覧・フォーロー・いいねやコメントを書いたりもできるコミュニティサイトの一面(むしろメイン?)も持ち合わせています。
この記事では「PixAI.Art」を使い、限定的な?イラスト生成の楽しみ方を紹介。
スマホからでもPCと同じように使えるもの良いところ。
※アプリもリリースされてますがブラウザを使う方がおすすめです。おすすめ理由は最後に記述しています。
2023/5/6加筆修正
2023/5/9PixAI.Artの変化が早すぎてついていけません。本当に参考程度に見ていってください。
PixAI.Art
どんどんバージョンアップしているので初期の頃とは画面構成が違います。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/04/PixAI.png)
サイトにアクセスすると上の様な画面になり、右上のアイコン(画像変更してます)からログイン(GoogleやTwitterのアカウントでログイン可能)。トレンド、デイリーランキング等の下には他の人作品がのっているので写らないようにカットしています。
検索・生成横にある詳細パラメータのアイコン(三本線のやつ)かアイコン横の生成(2回)から下の画像の画像生成に移動。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/04/PixAI01.jpg)
プロンプトを入力してモデルやサイズなどを選択し、生成されてたイラストが中央に表示されます。
最大10個まで同時に画像生成(進行)でき、11個目を実行すると下のメッセージがでます。
Too many tasks in queue
You have reached the maximum number of simultaneous tasks, please try again later.
(翻訳)同時実行可能なタスク数の上限に達しましたので、後でもう一度やり直してください。
気軽に楽しむなら同時に10個生成できるだけでも十分だと思います。
モデル(絵のスタイル)によってイラストを生成する待ち時間が異なり、短くて数分、長いと数十分待ち時間が発生。
そんなに待てないよって人は高優先度に☑してクレジットを使うことで待ち時間を短縮でき、数十分かかるものが十数秒で生成されすぐにイラストが楽しめますが、個人的にはあまりおすすめしません。
クレジットは1日1回10,000クレジットが受け取れ、高優先度やアップスケール等の機能を使う時に使用。高優先度でのクレジットの使用量は画像のサイズやモデル、Sampling Steps(反復処理)の回数やSampilng Method(ようわからん)の種類によって使用量が変化しますが、基本1,000クレジット前後使用するので無計画に使うとあっという間なくなり、使いたい時に使えなとストレスと感じてしまい楽しめなくなります。
長くなりましたが本題のおすすめモデルの紹介です。
FX初心者から上級者まで、幅広く選ばれているDMM FX![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3HGELX+6M5ER6+1WP2+6IWSI)
モデルの種類とリアル系おすすめのモデル
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/PixAI08.png)
2023/5/6時点でのモデル数は13種類。最初の頃に比べて選べるモデルが増えてますし、モデルのバージョンアップや新機能の追加などもされてグッド。
0クレジット生成
・Sampling Stepsは24から高度優先を選択しなくてもクレジット使用するので23以下
・Sampilng Methodは10種類あり、Euler a・Euler・LMS・DDIMは使用しないで生成可能。違いがよく分からないのでEuler aで良いんじゃないかな。
Pixai Asian Real Mix V2.0
リアル系イラストというよりはほぼ実写。加工された自撮り写真よりも自然です。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/04/313214576720129261.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/04/313216741301874740.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321215715848486140-683x1024.jpg)
ほぼ実写といっても過言ではない程のイラストが生成可能!高優先度を使わなくても待ち時間が4分前後なのでそれなりに量産できて楽しいです。
どういう条件か分からないのですが、10数秒で生成出来たり10分以上待つ場合もあります。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321224520520033741-683x1024.jpg)
私のプロンプトが良くないのか、ひざから上や全身になると途端に顔が不細工になる事が多々あります。
バストアップ以上では整ったお顔で出てくれるのですけどね。
ここには載せられませんがキャストオフした状態のイラストも生成可能。むしろオフした状態のイラストが普通に出てくるので、それが嫌な人はネガティブプロンプトにそれ用のキーワードを入力してください。
追加情報
2023/5/9時点でPixAI Asian Real V3.0アップグレードされ、PixAI Asian Real Mix V2.0はモデルマーケット(https://s.pixai.art/m/1612653013356155331)から使用可能になりました。
そのせいで0クレジットでも数分で生成出来ていたのが1時間前後?もかかるようになりました(泣)
Fantexi v0.8
ハイクオリティなリアル系イラストが生成できるモデル。全体的に人物描写は濃い目。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321215158049172168-683x1024.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321268384428335785-683x1024.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321252970939255889-683x1024.jpg)
こちらのモデルも高優先度を使わなくても待ち時間が4分前後。同様に10数秒や倍の時間かかったりもします。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321259703789021948-683x1024.jpg)
なぜか胸元を露出して谷間が見えるイラストがよく生成されるので、露出の少ないイラストをわざと生成して紹介しています。
上記で紹介しているイラストは生成した画像をアップスケールし、サイズが大きくなった画像をベースにして、さらに生成しているのでクオリティーの高いイラストになっています。
クオリティーUPの方法は下記にて説明!
追加情報
PixAIプラットフォームから外されてモデルマーケットに追加されました。
Fantexi_v0.8:https://s.pixai.art/m/1612614916195635884
こちらも0クレジット生成が1時間前後?に(泣)
アップスケールとベース画像を利用してクオリティーUP!
アップスケールの方法が追加され、クレジットを使わないでサイズを大きくできるようになりました。下の方にて紹介しています。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/PixAI09.jpg)
画像を生成するページで生成した画像の下にある真ん中のアイコンを選ぶとアップスケールができます。
2つのアップスケール方法があります。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/04/PixAI06-2.png)
【アップスケール】画像を変更せずにサイズを拡大。クレジットの使用無し。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/04/PixAI07-1.png)
アップスケールのアップスケーラーは5種類。
それぞれを使ってみたのですが、少しずつ違いがあるような感じ。
この手のものに詳しくないので使ってみてお好みを選んでくださいとしか言いようがないのですが、個人的にはLollypopが良いかも?
【イメージエンハンス】元の画像に基づいて新しく大きな画像を生成。クレジットの使用有。大きさによって使用量が変化。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/PixAI10.png)
こちらは下で記述する方法の工程を1つ省いた感じですかね。
しかし、高優先度の☑を外しでもクレジットを使いますし、イメージエンハンスで生成した画像をベースに使用した場合0クレジット生成はできなくなるので個人的にはアップスケールの方がおすすめかな。
話が少しそれましたが上のイラストを使った例です。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321277237171059840-1.jpg)
上の画像はベース画像を大きくしただけなので拡大すると少しぼやけています。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321277297615039458.jpg)
1つ上の大きくした画像をベースにStrength0.5(変化量的な?)で生成した画像。
元画像の雰囲気を残しつつ解像度と描きこみ量がクオリティーUPしたものが生成されました。
Strengthの値やここからプロンプトの変更をして好みイラストを生成していくのが楽しみor戦い?になっていきます。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321285986345165103.jpg)
イメージエンハンスで生成した画像でノイズ除去の強度0.55、ノイズ除去のステップ20。
ブログにアップしている画像は圧縮され画質が落ちているので、実際に試してクオリティーの違いを体感して楽しんでいただきたいです。
同じプロンプトでのモデルごとの違い
簡単にプロンプトを説明すると金髪ツインテTシャツジーンズ畳て感じ。
プロンプトやSampling Steps等は同じにしていますが、それなりに見れるイラストが出るまで生成してあります。サイズは768×512のままなのでクオリティー(画質等)は低い画像です。
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321241953259745533.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321241812002665548.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321241827370595785.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321242095928861797.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321241827106355733.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321242096046305146.jpg)
![](https://yasasuke327.com/wp-content/uploads/2023/05/321242104593117627.jpg)
0クレジット生成するならAnything V4.5以外がおすすめかな。時間帯によって?でAnything V4.5は他のモデルと比べると待ち時間が長いです。
モデルそれぞれ特徴があるので、色々を使ってみてお気に入りを探して楽しみましょう。
![](http://image.moshimo.com/af-img/2843/000000070463.png)
むふふな事について
大っぴらに書くことはではないですが、本拠地?が海外なので1番身軽な状態の隠されてモザないイラストを生成や閲覧することが可能です。
最初の方に書いたアプリではなくブラウザをおすすめする理由は、アプリではそういったイラストが自分の作品含めて見れないらしいのでブラウザを推奨。
見たくない人は設定でそういったものを出なく出来るので安心して楽しめます。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3HGELX+6M5ER6+1WP2+63OY9)